奈良市五条町にある鑑真が建立した寺院。南都六宗の一つである律宗の総本山である。
本尊は廬舎那仏、開基(創立者)は鑑真である。井上靖の小説『天平の甍』で広く知られるようになった中国・唐出身の僧鑑真が晩年を過ごした寺であり、奈良時代建立の金堂、講堂をはじめ、多くの文化財を有する。
御影堂は重要文化財。文化財指定名称は「旧一乗院 宸殿 殿上及び玄関」。
鑑真の肖像彫刻(国宝)を安置する(開山忌前後のの6月3日 - 7日のみ公開)。建物は興福寺の有力な子院であった一乗院(廃絶)の遺構で、慶安2年(1649年)の建立。1962年までは地方裁判所の庁舎として使用され、1964年に唐招提寺に移築された。
障壁画は鑑真像に奉納するため、日本画家東山魁夷によって新たに描かれたものである。
